シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。

「デスハンター」の後は


イラスト中央はネットから拾いました。 桑田本人の絵かも? 他はサンコミック本から。
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デスハンター」を最後に、平井原作もの桑田コミックは終了します。 以後 連載ものは、本人ものも含め 梶原一騎原作「ゴッドアーム」(76~77年) くらいで、注目される作品は減ったようですね。 私は未読です。
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事件の後も、仕事の注文だって増えてきた。 けれど桑田は戻れなかった。 初めて漫画界に出たときのように、一生懸命になれない。 情熱は失われつつある。 事件がそのきっかけになった。 

 少年漫画は最盛期を迎えつつあったが、第一人者だった桑田には声がかからなくなっていた。 長くて、暗いトンネルに迷い込んでいた。 出口は、まったく見えない (ここで42歳とありますから 77年頃と推測します)。 その後 般若心経の本を書き、請け負った小さな出版社は、つぶれかけていたのを持ち直した __ 朝日新聞 1991年「それから」から抜粋。
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1980年代と思われる、桑田本人が描いた『エイトマン』シリーズ「魔人コズマ 最終回」の描写を見ると、 60年代エイトマン最盛期の胸板の厚い青年風ではなく、胸板の薄い "女性のようなエイトマン" が描かれています。 画風が変化して、力強いヒーロー像から遠ざかってしまったのは残念ですね。

また『月光仮面』『まぼろし探偵』時代には、悪人も心を入れ替えたり、救いのある展開があったり、ギャグ・三枚目がよく出たりしますが、『エイトマン』以降 そういった要素が少なくなっていったのも残念なところです。
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デスハンター」も好きな作品だが、この頃から線の冷たさが際立ってきて、読者が離れていったように思う (まんがの部屋)。
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ハードな 硬派だけの展開、殴り合いや殺し合いだけのストーリーでは、読者は気の緩む瞬間がなく 疲れてしまうのです。 ジャン=クロード・ヴァン・ダム Jean-Claude van Damme の映画が正にそうで、延々と殴り合いが続くシーンが多く、シュワルツェネガーの映画に比べると評価が低いのは この理由だと推測します。

「桑田原作ものコミック」へ続く