
我が家のカドのソバの道に犬のフンがころがって始末されないでカチカチになっていたので、仕方なくほうきを持ち出して ドブに掃き捨てていました。 すると高級車に乗った20代のセールスマン風の若い男が降りて、「すいません こちらのオタクはお住まいになっていますでしょうか」と隣家を指差しながら尋ねてきました。
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道を隔てたその隣家は、ヒッソリとして普段ヒトケがない。 夜も明かりがついてないことが多い。 しかし時々 朝、玄関ドアを閉める音がして中年の男の人が出勤していくようだ。
以前 その家では母とその姉妹の三人で暮らしていたが、高齢の女性二人は他界し、中年男一人が残ったと聞く。 男一人の所帯は家回りの整備に手が回らない__家の回りを掃いているのは見たことがなく、垣根や植栽も伸び放題で、一年に一度 自治会総出で市民清掃の後、近所の人達が何人かでその家の植木を刈って整備している__が、当の本人は出てきて一緒に自分の家の植栽の整備に参加はしてないようだ。
というくらい回りの人達とは没交渉で、私もその中年男と話したことがない。 実は、昔 その家の車がヘッドインで駐車場に出入りする度に我が家の石塀の同じところに向かってマフラーから排ガスをだ出すものだから、石塀の特定の箇所がススけて黒くなってしまったことがある。 運転者は当然その中年男です。
その家の窓越しに見えるカーテンもぼろぼろに破れて、そのまま。 窓も開けないから、はた目には住んでいないように見える。
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さて、それでセールスマンに私は何と答えたか__「他人の家なので知らないようにしています」と。
「そうですか」といって、セールスマン氏はカバンを抱えて、その家の呼鈴を押したが、誰も出てきませんでした。
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後で、よく考えたら、こう答えたほうがよかった__「他人のプライバシーなので、知っていても ご質問には答えられません。 あなたはどういう人ですか?」
そこで、マトモな人なら、「失礼しました。 私は××不動産の××と申します。 この家の方が建て替えを希望されるかどうか、聞きたかったものですから」といったでしょう。
マトモでない人なら、「あっ 失礼」といって話しを打ち切るか、黙って私から離れたでしょう。 そもそも、20代でレクサスのような高級車に乗ってセールスしている感覚が理解できませんでしたね。
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若くして高級車に乗るくらい、稼ぎが高いのは悪いことではありません。 しかしセールスマンという職種は、何かを顧客に売って稼ぐ人たちです。 顧客とのやりとりで、価格交渉は日常茶飯事でしょう。 すると、「レクサスに乗るくらい儲けているのなら、もっと値下げする余地があるはずだ」といつか必ず、ある顧客からいわれるだろうことは目に見えています。
それが分かってないのか、分かっていても高級車でセールスしているくらい図太い神経なのか、理解できないケースでしたね。
昔、トヨタのディーラーのセールスマンがいっていました_「車のセールスにクラウンで行くのはヤメた方がいい。 なぜなら、カローラとか安い車を買おうとしている顧客が快く思わないからで、セールスに支障をきたす可能性がある」と。
皆さんは、どうお思いになりますか?
以上