
写真は NHK 記事から。
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一研究員が出勤した、しないがニュースになる。 それだけ この研究員が注目されている証拠でもある。 だが その注目内容は芳 (かんば) しいものではなく、“疑惑” だ。 一方で 権威ある英科学誌ネイチャーは、理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーらが執筆した論文2本を取り下げた。 著者全員が同意し、撤回申請していたものだ。
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「”法的ではなく科学者として反証を” 篠原彰・大阪大蛋白質研究所教授」(4月9日 産経ニュース) __ ※追加1へ
「STAP 細胞の証拠とされた落書きに日本を憂う」(5月12日 伊東 乾/JBPress)
「小保方氏 “ポエム” 実験ノート原因で海外のオファー頓挫か」(5月16日 女性セブン)
「小保方研究室から “ES” ラベルの容器見つかる 理研が調査へ」(6月17日 J-CAST ニュース)
「小保方リーダー 検証実験に向け出勤」(7月2日 NHK) __ ※追加2へ
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4月9日 記者会見で小保方氏は、未熟さを真摯な態度で謝罪したが、「STAP 細胞はある。 200回以上作製に成功している」といい切った。 ここでマスコミによる ”小保方叩き” が止まったかに見えたが__
5月7日 小保方氏が記した実験ノートの一部が、代理人弁護士らによって公開された。 これによって 研究者としての小保方氏の価値は急落した。 それまで、理研以外の研究施設に転職するのではという話しがあったが、実験ノート公開によって “落書き帳” とも呼ばれ、彼女を雇おうという研究施設は引いてしまったようだ。
6月16日 小保方氏が使っていた理研研究室の冷凍庫から、ES 細胞を思わせる「ES」とラベルを貼った容器が見つかった。 分析したところ、小保方氏が STAP 細胞だとして共同研究者の若山照彦山梨大学教授に渡したものと遺伝子の特徴が一致したことも分かった。 これから STAP 幹細胞は、実は ES 細胞だったのではという疑義も指摘されている。
__と 疑惑に対する反証のためにノート公開に踏み切ったようだが、これが裏目に出てしまい 再び小保方氏に逆風が吹き始め、さらに 翌月 理研で見つかった細胞から、新たな疑義が発生しているのが、この “STAP 細胞を巡る狂詩曲” の最近の流れだ。
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私が素朴に感じる “最大の疑問” は、小保方氏以外の研究者による STAP 細胞の作成が一例も成功していないことだ。 作成が相次げば 普遍性が証明されたことになるが、作成されなければ 普遍性のフの字どころか、STAP 細胞の存在自体が疑問視されることだろう。
手っ取り早くいうと、「オオカミを見た」と1人が主張しているが、その当人以外 誰も「オオカミを見たことがない」のと同じではないだろうか? 果たして “200回以上も実際にオオカミを見た” のだろうか?
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数々の研究室を渡り歩き、研究を重ねてきたであろう30歳の優秀な経験者が書いた実験ノートの一部にしても、素人の私や他人が見ても 理解できる内容、疑義を覆すに足る客観材料にはとても思えません。 あれでは高校生レベルにも達していない、確かにただの ”落書き” です。
実験ノートに “良かった” なんて書き込む研究者、科学者なんているのでしょうか? 一体どんな目的で、どういう条件でどんな実験をし、その結果はどうだったのか? 一つ一つに日時や経過状況が詳しく 数字を伴って記載されてしかるべきでしょう。 本人にしか分からない、では科学者の書いたものとはいえません。
今後 理研で STAP 細胞の作成をアドバイスするということですが、作成成功の可能性は限りなくゼロに近いといわざるを得ませんね。 けれど もし成功したとしても、一回だけでは不十分で、少なくとも2桁の回数は必要でしょう。 何せ “200回以上作製に成功している” のですから。
そして そこで出来た細胞が果たして STAP 細胞なのか、ES 細胞なのか、それとも別の何なのか 徹底的に検証して欲しいものですね。 多くの関係者の疑惑と名誉が掛かっているのですから、もちろん 国民の税金も。 STAP 狂詩曲は、注目 (1月)ー疑惑 (2~3月)ー悲劇のヒロイン (4月)ー再び疑惑 (5~6月) と進んできました。 これからどんな側面を見せるのでしょうか。
小保方さんは最初に登場した1月頃はかなりふっくらしていましたが、4月会見時と今回出勤時の横顔は痩せていますね (やつれてるのかも知れません)。 研究者のみならず、普通の人も人生順風満帆 (じゅんぷうまんぱん)、バラの道ばかりではありません。 “イバラの道” もあります。
以上
※追加1_ 篠原彰・大阪大蛋白質研究所教授 (分子生物学) の話
小保方晴子氏の不服申立書を読むと、悪意の認定についてなど裁判的な内容になっているが、そういう論争に持ち込むのはおかしい。 研究不正ではないという不服申し立てを行うなら、あくまで科学者の立場で今回の疑義に反証してほしかった。 特に不正については 自身の所有する生データを開示すれば全ての疑義を解消できる。 開示できないこと自体、非常に不思議だ。
STAP 細胞を見たと主張するなら、そのデータをきっちり出すべきだ。 これだけ疑義がある中では、その実験データ (結果) が正しいという客観的な判断材料 (証拠) がないと、主張はなかなか受け入れられない状況だ。
捏造とされた流用画像に関しては “何らかの意図” がないとできない操作で、単純ミスとはいえない。 置き換えたと主張する基の図も、博士論文にあった画像説明を消しており、これも意図的と判断せざるを得ない。 再度調査委員会を作ることも申し立てているが、なぜメンバーに法律家集団を希望するのか。 外部の科学者に検証してもらう形で再調査を依頼するのが、科学者としては正しいやり方だろう。 科学の本質が議論できない状態は非常に残念だ。
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※追加2_ 抜粋_ 専門家「実験の前に疑義説明すべき」
小保方リーダーの参加について 日本分子生物学会の副理事長で九州大学の中山敬一教授は、「小保方氏は、実験の前に『STAP 細胞は本当は ES 細胞なのではないか』といった疑義についてきちんと説明すべきだ。 それが科学者としての義務だと思う」と指摘しています。
以上