
にっこり顔の動物たち__コアラ、ロバ、犬、ハリネズミ。
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皆さんは資材部門というものをご存じでしょうか? もう時効だと思うので ここに過去の黒歴史の事例3を書いてみます。
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40年ほど前 (今は 100均で買える) 当時は画期的なカード電卓が 6,500円 で発売され、自費で購入して持ち歩いていた。 八王子の通信機メーカーI (アイ) 社の資材担当に「今は電卓がこんなに小さくなってるんですよ」と見せたら、『何だこんなもの 直ぐ折れちまうだろう』というが早いか、あっという間に実際に折って壊してしまいました。
私は抗議できない “弱い納入側” だったから、これも社会勉強だと思い 諦めました。 その後 再び訪ねると、その担当者は営業に異動になっていました。 その前も 都内本社資材から都下工場資材へと短期間で異動していた人物で、年齢も50代半ば 鬱屈したものが業者にモロに出ていたのだろうと推測します。
営業に異動して、かつてとは反対の立場になって、営業の立場・つらさを認識したことだろう。 半分の年の20代の顧客に頭を下げているに違いないと想像しました。
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武蔵野市の計測器メーカーの顧客Y社の資材担当者が、「今日5時頃 そちらに寄って話しをしたい」と電話してきていうのです。 わざわざ ここ (営業所) を訪ねて話さなくてはならない案件が持ち上がっている訳ではないのでイブカシク思い、隣の一回り以上年上の同僚に この話しをすると、彼は即座にいいました __
「あー それはその後 一杯飲ませろということだよ。 5時頃 資材が購入先を訪問するなんて、それ以外 考えられない」と謎解きをしてくれました。 所長に相談すると、同僚も「接待を受けに来るんだから 飲ませてやった方がいい。 そのまま帰すと反ってマズイ」と援護射撃をします。
で、5時頃やってきた資材担当者と型通りの話しが6時頃終わり、私が「ひとつ軽く一杯やりに行きませんか」と水を向けた。 しかし彼は一応、「いや そういうことで来たのではないので …」と断りの態度を示すが、「まぁ そうおっしゃらずに、ホンの軽くですから お手間は取らせませんから」というと、あっさり「そうか、そんなにいうんなら …」と応じる __ やっぱり。
資材担当者1人を営業担当の私、同僚、所長の3人で駅そばの居酒屋で接待することになりました。 さんざんおだて上げて、9時前には気持ちよくお帰りになりました。
その後 70万位のシステム製品の見積もり依頼があり、多少安い価格の見積もりを出したのですが、同業他社が出した 思い切った安価な価格でもぎとられました。 想像するに 同じ時期 その社を夕方訪問し、接待を受けたのでしょう。 そこの席で、こういったかも知れません __『ウチに食い込みたいなら、思い切った価格を出してくれないとね』
商売は厳格です。 その資材担当者の意図を引き出せなかった 我々が甘かったのです。
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もう1件。 山梨の関連会社Dに ある部品を納めていました。 ところがD社の資材担当は、直接 当社Eに注文せず、近くの便利会社F経由から注文を出してくるのです。 当然 中間に1社入るので、Dへの納入価格が高くなります。
私はD社の資材担当に電話し、直接発注してもらえれば 価格が安くなりますよと伝え、F社を経由しないように促しました。
ところが 資材担当は、「いや F社経由のままで変更しなくてもいい」と返事するのです。 私は訝しく思い、先輩にこの経緯を話しました。 すると先輩がいうには、「高くてもF経由で買ったほうが、資材担当としてはウマミがあるんだよ。 直接当社に発注したら、関連会社だから接待してもらえないだろう。 F経由で買うと、F社がD資材担当を飲ませてくれるという訳さ」でした。
今日はここまでです。